同じ阿呆なら泥と炎のニシノ説

軽挙妄動のワタシが世の中の出来事や身の回りの出来事に対する喜怒哀楽異論反論正論暴論をぐだぐだ語り続けて3300回

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 ソースネクストの会員向けメールマガジンを読んで「う〜む」とうなった。

 SANYOのポータブルDVDプレーヤーが「どこよりも安い」2万2800円で買えるという。「どうぞ他の価格比較サイトでご確認ください」と胸を張っている。

 しかし、である。商品名も型番もない。

 このような商品は画面の大きさが重要なのだが、その説明もない。商品の写真はあるけれど、画面のサイズは分からない。

 「SANYOポータブルDVDプレイヤー」で「オープン価格→特別価格22,800円(税込)」というだけではなぁ。ほかと比べる前に、自分が買いたい内容かどうかを知る必要がある。

 不親切としか言いようがない。

肝心のことを書くべきではなかったか

 今日付の『毎日新聞』朝刊の社会面の頭記事は「ITの闇」という連載の第1回である。

 電子手紙を通してパソコンに難なく侵入できるという話がおどろおどろしく書かれている。しかし、テキスト形式の電子手紙であればこういうことは起こりえない。つまり、何の問題もないのである。

 肝心の部分を隠しておいて、「あなたのパソコンも、誰かにのぞかれているのかもしれない」と記事を結んでしまうのは、どういう了見だ?

 あおりたかった? それとも、テキスト形式の電子手紙なら侵入されることなどあり得ないという基本的なことを知らずに書いたのか? 真相は闇である。 

電子辞書

 いろいろな電子辞書が発売されている。

 しかし、収録冊数競争のどさくさに紛れて、不要な駄本が山のように収録されている。本屋で買うことのない駄本を無理やり買わされたら普通は怒るはずだが。

 基本的な辞書類だけを収録した、良心的な電子辞書がほしい。

 収録本が多ければいいというものではない。厳選して価格を下げろ。

  

NHKの午後7時のニュースで

 中国人が話す画面の字幕にこう出た。

 悲鳴だか叫び声だかが<まき起こりました>。

 まき起こる? <まき起こりました>自体が変なのに、そもそも「まき」って何だ? 字幕を見た瞬間に私は“不協和音”を感じてしまった。

 『広辞苑』は「巻き起こす」の例として、<砂塵を巻き起す>と<論争を巻き起す>を挙げている。悲鳴や叫び声の場合に<巻き起こりました>を用いると、どうにも居心地が悪い。

 おそらく「わき起こりました」と言いたかったのだろう。しかし、悲鳴がわき起こるというのも妙な表現だ。「わき起こる」は自然発生的な意味の表現なのだから。

 この字幕は、中国人が日本料理店を襲撃したという話の中で使われているので、襲撃という人為は自然発生的なものとはつながらない。

 悲鳴や叫び声などは、単に「上がりました」でいい。

 NHKの午後7時のニュースといえば、新聞の1面と同じくらいの地位がある番組である。こんなけちな批判を巻き起こすようなことがあってはならない。

贈収賄が成立するのは

 友人の女優さんが出演する舞台劇を見に行った。

 劇の中で「贈収賄事件だ」というセリフがあった。芸能プロダクションの社長がテレビ局のプロデューサーにお金を渡したり接待したり、ということを指して「贈収賄事件だ」というセリフが出たのだが、贈収賄事件について根本的に間違っている。

 贈収賄罪が成立するためには、収賄側に公務員(政治家を含む) が存在する必要がある。つまり、逆に言うと、民間人同士のお金の授受であれば贈収賄罪に該当しない。

 なお、贈収賄に関する罪は刑法197条から198条に定められている。

日立の広報は×××××

 私は日立の商品を買わないよう努力している。

 5年ほど前の話である。原稿執筆に必要なので、日立の広報に電話して、パソコンの広報資料と写真を送ってほしいと依頼した。電話に出た中年風のおっさんは実に調子よく快諾した。「はいはーい」というノリだった。

 ところが送ってこない。

 締め切りに間に合わないので、御茶ノ水駅近くにある日立本社に出向き、資料をもらうことにした。対応に出た広報の若い女性に、試しに(試してしまうところが私のいいところである)名刺を渡してみた。

 「普通」なら相手も名刺を出してくるものである。

 予想した通り、この若い女性社員は名刺を出してこなかった。「普通」ではないということだ。異常というか無礼というか礼儀知らずというか、まぁどうでもいいけれど、要するに莫迦である。

 後日、この一件を広報一筋の友人に話したところ、日立の広報のひどさは有名だそうな。

 広報は企業の顔と言われる。広報が莫迦丸出しの素顔を見せてくれた日立の商品を私は買う気になれない。

英文解釈の参考書は伊藤和夫

 東京・新宿の紀伊国屋書店新宿南口店で参考書コーナーを見て回った。私の大学受験時代に比べると、予備校が出版した本や予備校講師が書いた本が非常に増えている。

 そのぶん、どれを買えばいいのか迷ってしまうだろう。私の時代は迷うほどは出版されていなかった。迷わずに済んでよかった。

 そこで、迷いそうな受験生のために明確に指摘しておく。

 英語に関して、特に英文解釈に関する参考書は、駿台予備学校で教鞭を執った伊藤和夫(故人)のものが今も図抜けて最高峰である。

 苦闘を強いられた『英文解釈教室』に今では入門編や基礎編があるのだから、こんにちの受験生は恵まれている。このシリーズと『ビジュアル英文解釈』シリーズ、おまけに『英語長文読解教室』をきっちり押さえれば、大学入試の英文で読めないものはない。

 悩んではいけない。

本多勝一

 <現代日本を代表するジャーナリストの全軌跡を追う決定版著作集>などと記されたポスターを本棚の後ろで見つけた。朝日新聞社が出版した本多勝一集のポスターである。

 恥ずかしい文言である。しかし私はうかつにもこの<現代日本を代表するジャーナリスト>を信じていたことがあった。

 この人と一緒に仕事をして見えてきたのは、類い希なストーリーテラーであると同時に、自分をかっこよく見せることができる筆力の持ち主でもある、ということだ。俳優に「顔」のみならず「演技力」も求められるのと同じである。

 本多氏については解せないことがいくつもある。例えば、本多氏が社長を務める週刊誌が大きなミスをしたため東京屠場労組との話し合いが何度も行われた件である。私が知っている限りでは1回も話し合いの場に出なかった。これから話し合いがあるという時にそそくさと会社を去るのを見て、何じゃこりゃと思ったものだ。

 こういう行動も、ある意味では<現代日本を代表するジャーナリスト>らしいということなのかもしれないなぁ。

六本木ヒルズ

 六本木ヒルズに行った。

 要するに、高層の雑居ビルである。

どっちがいい?! 東進デジタルスクールと代ゼミTVネット

 スカイパーフェクTVに、予備校チャンネルと言われる番組があり、東進デジタルハイスクールと代ゼミTVネットが競っている。どっちがいいのか迷っている人のために、私が答えを出しておく。

 価格やサービスの点では東進に少しだが軍配が上がる。

 ところが、なのだ。「高1基礎コース」や「高1標準コース」、「高2標準コース」、「高2難関コース」、「基礎強化文系コース」、「基礎強化理系コース」、「難関大文系コース」などの中からコースを選んだあとは、そのコースに含まれない講座は受講できないし、サービスも受けられない。

 自由自在縦横無尽に受講できる点で、代ゼミTVネットの逆転勝利である。

 駿台がこのような衛星予備校の番組を作っていれば、文句なしに駿台の勝ちになるはずだが、残念なことに駿台はこのような事業をしていない。

責任者は誰?!

 今日付の『毎日新聞』に、ニッポン放送の亀渕昭信社長の談話が載っている。「残念。たいへん残念です」「(ライブドアの堀江社長について)やり口がすれすれで、ずるい手だ」「資本主義の形態が大きく変わったのかなぁ」

 東京高裁がライブドアVSニッポン放送の争いで、ライブドア勝利を決定したことへの談話である。

 経営責任者の口から出る言葉にしては感情的だし資本主義について不勉強に過ぎる。お粗末というしかない。このような経営者だから、こうなったんだなぁと私は納得した。しかし、本人が自覚していないのだから救いようがない。

 このディスクジョッキーには経営能力がなかった。それだけの話なのだ。そもそもこんな人を社長に据えたのは誰だ?!

ジャーナリズムと名誉棄損訴訟合戦

 23日付の新聞によると、本多勝一さんと岩瀬達哉さんの名誉棄損訴訟合戦は最高裁で“大岡裁き”的な決定になった。

 私なら訴えない。どんなものであれジャーナリズムの活動の一環を司法判断に委ねること自体に躊躇する。

 決定は、実質的に本多氏の敗訴である。本多氏は、自身の得意のセリフである「歴史のカス」として消えてゆくのだろうか。

尻餅事故と言えば

 22日、福島空港に着陸する際、日航機が滑走路に機体後部を接触させる事故を起きした。いわゆる尻餅事故である。

 尻餅事故と言えば、1985年8月12日に起きた日航ジャンボ機123便の墜落事故を私は即座に連想してしまう。520人もの死者を出した航空史上空前の悲惨な事故である。

 この大事故の遠因が尻餅事故だった。墜落した同機は1978年に尻餅事故を起こしており、その後のずさん極まる修理が墜落につながったことは疑う余地がない。

 今回尻餅事故を起こした飛行機は修理され、また空を飛ぶのだろう。乗客は尻餅事故を起こした飛行機に自分が乗っていることに気づくまい。もちろん、尻餅事故を起こした飛行機であることを日航がことさらに明らかにすることはあり得ない。

 福島空港で尻餅事故を起こしたのは、B767−300型機(JA8265)である。日航機に乗る前に、念のために確認する価値はあるかも。  

この本を買うこと自体が「できない」ことを証明している

 広告には誇大表現やウソが交じる場合がある。

 古新聞を整理していたら、『たった1分でできると思わせる話し方』(樋口裕一・幻冬舎)の広告が目に入った。この広告が誇大表現というか何というか。

 <脳を活性化させ、思考力を高める口癖集>として、<それも言えるが、もっと大事なのは……>や<そうとは限らない。……という場合もある><Aから見れば……だが、Bから見れば……だ>などの具体例を広告では挙げている。

 脳が鋭いからこのような言及ができるのであって、その逆ではない。つまり、本末転倒なのだ。ということにさえ気づかず、期待して買ってしまう人は、いくらこの本を読んでもできる人になることはない。 

『勉強ができなくても恥ずかしくない』?

 新聞に橋本治さんの新著の広告が載っている。題して『勉強ができなくても恥ずかしくない』という。自伝的小説だそうな。

 橋本さん自身は東大卒である。だからこそ言えるのである。

 そもそも勉強ができないことは恥ずかしいことである。本の題名に欺瞞のニオイが漂う。

NHKの最大の“失敗”は

 NHKの受信料拒否が増え続けていて、今日付の『毎日新聞』夕刊によると、70万件に迫る勢いだそうな。

 私はNHK受信料の支払いを停止して20年以上の経歴を誇る(誇っていいのか?)。NHK受信料に疑問を抱かずに払い続けている人を、私は「偉いなぁ」と不思議に思ってきた。

 今回のドタバタで海老沢会長が辞職するしないにかかわらず、受信料拒否は増え続けると私は推測していた。なぜならば、「受信料を払わなくてもいい」ことに大勢が気づいたからである。今の法律では受信料を払わない人に対する罰則規定がないので、強制力が働かない。となると、善意の人しか払うまい。

 NHKの今回の最大の“失敗”は、パンドラの箱を開けてしまったことにある。

林家正蔵

 林家こぶ平が9代林家正蔵を襲名した。

 こぶ平は、昭和の爆笑王と賞された林家三平の長男である。だから襲名できたのか。

 と言うのは、こぶ平がテレビでしゃべっているのを聞いて「面白い」と思ったことが1度もないのだ。1度も。

 私だけか? こぶ平のしゃべりに笑ったことがないのは? こぶ平は面白い? 

 落語家の襲名が世襲制になったのか。だとすれば堕落である。「落ち」だからいいのか。

 ここまで書いてひっくり返すのも何だが、襲名を大ニュースと思っているのは本人とその関係者くらいだろう。

まだ食っとる

 女性の店員が私の皿を片付けようとしたので、怒りを込めて制止した。「まだ食っとる!」

 皿には二口分ほどスパゲィが残っている。これを片付けようとしたのだ、店員は。

 私が長時間粘っている客なら、このような方法でやんわり迫ってくることは許されよう。しかし、食べ始めて20分も経っていない。

 無礼者め。

 なぜこのような無礼が起きるのか。原因が4つ浮かぶ。

 まず、この店の店員教育が不行き届きだ。次に、この店員が育った家庭では食卓に並んだ料理を残すことが許されていた可能性がある。3つめは「もったいない」という自覚のなさである。4つめは客の動きを見ていないことだ。

 サービス以前の問題だぞ、ロイヤルホスト新宿店よ。

雪がしんしんと降る

「雪がしんしんと降っています」――。関東に雪が降ったこの日、日本テレビの朝の番組「ズームインSUPER」で、大宮駅近くから中継した女性がこう言った。

 テレビ画面には通勤通学の人の慌ただしい姿が写っている。この状況で「しんしん」とな?

 『広辞苑』によると、「しんしん」は「ひっそりと静まりかえっているさま。奥深く静寂なさま」である。

 つい間違ってしまったのか、それとも「しんしん」の意味を知らないでしゃべったのか。興味津々である。
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