広告には誇大表現やウソが交じる場合がある。

 古新聞を整理していたら、『たった1分でできると思わせる話し方』(樋口裕一・幻冬舎)の広告が目に入った。この広告が誇大表現というか何というか。

 <脳を活性化させ、思考力を高める口癖集>として、<それも言えるが、もっと大事なのは……>や<そうとは限らない。……という場合もある><Aから見れば……だが、Bから見れば……だ>などの具体例を広告では挙げている。

 脳が鋭いからこのような言及ができるのであって、その逆ではない。つまり、本末転倒なのだ。ということにさえ気づかず、期待して買ってしまう人は、いくらこの本を読んでもできる人になることはない。