東京・千代田区の駿河台日大病院で男性会社員(58)が医療事故死した。

 29日付『毎日新聞』によると、定年退職を2年後に控えたこの男性は、教育費や家のローン返済のため行政書士の資格を得ようと、帰宅後深夜まで猛勉強していたという。会社で脳内出血で倒れたことが人生を狂わせた。夜中までの勉強で無理を重ねていたのかもしれない。

 ふだん仕事をしながらその一方で勉強を続けるのはけっこうしんどいものである。ただでさえ勉強時間がないから、睡眠時間を削るしかない。肉体的にきつくても、無理を重ねなければ勉強は進まない。死にものぐるいだったに違いない。努力家だったに違いない。

 無念の死であろう。私より16歳も年上の男性が文字通り命を賭けて勉強に奮闘したことを忘れないでおこうと思う。