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 東京・銀座の松坂屋前で評論家の佐高信さんとすれ違った。かつて私が関わっていた『週刊金曜日』の編集委員であり、今は株式会社金曜日の社長を務めている。

 私が在籍したころ当時の社長兼編集長の本多勝一さん(元朝日新聞編集委員)ににらまれ、激しい攻防戦を繰り広げた。このことは佐高さんの耳に入り、『週刊金曜日』のコラムで暗に激励してくれたものである。

 本多氏の横暴を社員から聞いて「この調子では自分が先に金曜日を離れることになるかもしれない」という趣旨の発言をした割には今では社長業を引き受けているのだから驚きを禁じ得ない。

 とはいえ、辛口の評論で知られる佐高さんだが、実は優しく誠実な人なのだ。『週刊金曜日』という名の沈みゆく泥船の“船長”役をほかに誰が引き受けるだろう。佐高さんだからこそ、ではないか。

 早足で去っていく後ろ姿をしばらく見送るながら、まだ仲間が残っている『週刊金曜日』の奇跡の再生を思わず祈ってしまった。しかし、難しいだろうなぁ。