<冷凍しておいたごはんがあったので、朝は和食にすることにした。納豆と目玉焼きとネギと油揚げのみそ汁>(7日付『毎日新聞』日曜版連載の小説「チッチと子」28回)
後半の<納豆と目玉焼きとネギと油揚げのみそ汁>は読みにくい。なぜか。
「納豆」と「目玉焼き」と「ネギ」と「油揚げのみそ汁」と区切って読んでしまって、「ネギ」だけをおかずに出すのはおかしいから、ああ、そうか、「ネギと油揚げのみそ汁」でひとまとまりにするのだなと読み直しを強いられるからである。
「と」で並べるのであれば、私なら順番を変えてこう書く。「ネギと油揚げのみそ汁と納豆と目玉焼き」
あるいは、「納豆、目玉焼き、ネギと油揚げのみそ汁」でもいい。
文は前から順番に読み下すのが普通である。誤読を誘発したり読者に読み直しを強いたりしない文を書くべきである。
後半の<納豆と目玉焼きとネギと油揚げのみそ汁>は読みにくい。なぜか。
「納豆」と「目玉焼き」と「ネギ」と「油揚げのみそ汁」と区切って読んでしまって、「ネギ」だけをおかずに出すのはおかしいから、ああ、そうか、「ネギと油揚げのみそ汁」でひとまとまりにするのだなと読み直しを強いられるからである。
「と」で並べるのであれば、私なら順番を変えてこう書く。「ネギと油揚げのみそ汁と納豆と目玉焼き」
あるいは、「納豆、目玉焼き、ネギと油揚げのみそ汁」でもいい。
文は前から順番に読み下すのが普通である。誤読を誘発したり読者に読み直しを強いたりしない文を書くべきである。
明治期の三文文士だったらそう書くでしょう。
平坦な道を滑らかに動く車で移動するような文章は事実を伝え理解させる為にはいいかも知れないが、小説はそうであるべきだろうか?戯曲は?台詞は?
でも付けたのが『ケチ』なのだから、それでいいのかも。
所詮国語力の話で創造力の話ではないのだから。