毎日1万〜2万歩は歩いている。しかし、おなかはへこまない。

 歩けばおなかがへこむものではないと、ようやく分かった。これは方向転換しなければならない。

 というわけで、長女に私の両足を押さえさせ、腹筋をすることにした。今日が記念すべき1回目である。

「私の記憶がある限りでは、お父さんが腹筋するのを見るのはこれが初めて」

 物珍しげに言う長女に、ナニクソマケルモノカと思いながら、腹筋をまずは12回こなす。千里の道も一歩からである。無理は禁物だ。

「そんな調子で腹筋していたら、千里に到達する前に寿命が来るんじゃない?」

 オナカヲヘコマセルマデハ、ジットガマンノ子デアッタ。