阪急阪神ホテルズに端を発したレストランの偽装問題が呼び水となって、ほかのレストランなども「偽装がありました」と相次いで公表している。いろいろな店が相次いで発表するから、私などワケが分からなくなるし、興味を失う。
 報道機関も同じだ。「またか」と記者だって食傷気味になる。記事はどんどん小さくなる。悪い記事が目立たずに済む。偽装の悪事を発表するなら今である。

 私の記憶に残っているのは退任させられたあの鼻っ柱の強い社長さんだけである。あの社長さんのおかげで、他社の偽装の影が薄い。他社は感謝すべきである。

 しかし、帝国ホテルで偽装が発覚したら大ニュースになるだろう。一時期帝国ホテルに入り浸った私は、いろいろと見てきたから思う。このホテルだけは別格だ。

 私でさえそう思うから、東京の社会部記者は調べているかもしれないなぁ。