
たまたま今回の宿は原爆ドームまで歩いて2分くらいの場所にあるので便利だ。
せっかくランニングを始めるのだから、記念すべき場所でスタートしたかった。「戦争と平和」の分野への興味を長年持ってきた私には原爆ドームか魂魄の搭がふさわしい。しかし魂魄の搭は沖縄だ。遠すぎる。
20年後(70歳!)に自分のランニングを振り返ったときに、「そういえば原爆ドーム前から始まったなぁ」と思い出せるし、原爆ドームの前から初ランしたら簡単には投げ出せない心理的重みがある。
距離ではなく時間を重視し、まず30分走った。息が上がることもなく、足がもつれることもなく、けっこう楽しい30分だった。
ジムのランニングマシーンの上をハツカネズミのように走るのと全然違う。広い空間に身を置き、景色が変わり、風を感じるのは屋外ならではだ。
最後はまた原爆ドームに戻って、軽くクールダウンをした。30分なら簡単簡単。おーし。あしたも走るぞー。