製薬会社の営業マンが日夜しのぎを削る医療機関。クリニックでは製薬会社主催で月に1回くらいの割合で昼休みに勉強会をすることがあり、その弁当は製薬会社が必ず用意するのが常識だ。

 都内のあるクリニックに出入りするノバルティスファーマの営業マンは弁当が自慢である。「今日の弁当はどうでしたか」「買いに行ったらテレビの『カンブリア宮殿』の取材が来てました」など、弁当の良さを強調する。実際、ほかの製薬会社の弁当が1000円台後半から2000円台であるのに対して、ノバルティスは4000円近い弁当を持ってくる。そのうえペットボトルのお茶はトクホのお茶だったりする。

 社員が身分を隠して臨床研究に関与するなどのアクロバット営業で元を取らなければならないワケだ。ノバルティスと言えども、自分につける薬はないのだろう。