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 5月2日付『朝日新聞』朝刊に掲載された作家・島田雅彦さんの寄稿「憲法という経典」は読ませた。

<自民党による改正案も改正理由の説明も、さらには「戦後レジームからの脱却」というような政治方針も全て支離滅裂である>

<国民を国家の暴力から守る憲法から、国民を戦争に駆り出せる憲法へ。これは明らかに「憲法改悪」である>

<いま一度、国民は自問すべきではないか? 現行憲法に忠実に政治を行うことがそれほどナンセンスなのか? 日本が直面している現状と現行憲法は、耐え難いほどにかけ離れているのか?>

<現政権はその期待に応え、「積極的平和主義」をかざし、日本の安全保障環境を良好にすべく務めようとするが、その実態はアメリカの軍産複合体を支えるカモになることである>

 などなど、そもそも論を展開している。護憲の立場の私にはぴったり合う。

 今まで米国追従と憲法堅持を弊行してきたのに、なぜここにきて、たかが一介の安倍政権ごときが、たかが閣議決定ごときで、憲法違反である自衛隊海外派兵を決めることができるのか。

 水面下で言われているのだが、他人の子供なら死んでもいいと安倍夫妻はこころの奥底で思っているのではないかという疑念を私も払拭できない。