長い文章を書く場合、書くべき要素をあらかじめ押さえておかなければ書き漏れが生じる危険がある。従来私は頭の中でざっと整理して一気に文章を書いてきた。ワープロが登場して以来、書き直しが自由自在になり、文章をあとから加筆修正することが楽にできるようになった。

 しかし、これはあくまでもワープロやパソコンを使って文章を書く場合の話である。

 筆や万年筆で文章を書く場合、書き直しをしようとすれば何枚もの便せんに波及する恐れがある。加筆修正が容易ではない場合、あらかじめ流れを考え、書き漏れがないよう注意を払わなければならない。

 今回私は独自の手順を見つけた。ポストイットノートを使う。内容によって3色に分けて使うところがミソである。

 最初に思いつくままに書き出して何かに張りつける。

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 書き出したものを見ながら、別の場所で並べ替える。これで書き漏れはなくなる、はずである。

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 はずであると書いたのは、この方法に問題が1つだけあるからだ。書き終えたあと「あ! あれを書き忘れた」と思い出すことがある。したがって、思いつくままに書き出す時間を数日から1週間くらいは確保するほうがいいかもしれない。