「妻をめとらば」と聞けば「才長けて、見目麗しく、情けあり」と歌いたくなる。この3要素に対抗できるものはないだろうかと過去30年ほどたまに考えてきた。さすが鉄幹、必要にして十分な要素を挙げている。

 しかし、1つだけある。1つだけ鉄幹がカバーできていない分野がある。すなわち「床上手」。あ、突然下品になってしまった。ダメだこりゃ。

 しょーもないことを書いているヒマがあるなら直木賞受賞作『つまをめとらば』を読もうっと。鉄幹の挙げる「書を読みて」くらいは該当しないと。