小山薫堂さんの『ライカと歩く京都』(PHP)で最も有意義な記述はこれである。
<カメラが問題なんじゃない。やっぱり、どんな瞬間を切り取れるかだと>
読み始めてすぐ、23ページに載っている。本の題名をひっくり返す記述である(笑い)。しかし、私がかねてから思ってきたことと完全に一致するので、納得した。
京都案内本として京都初心者の私には有益だ。今度京都に行く機会があれば本書で取り上げられたところを回ってみようと思う。
敢えて指摘しておくと、編集がうまくない。同じ話が何度も出てきたりする。編集者がいなかったのか。その脱力感も京都風なのだとしたら笑いながら受け止めるしかないが「また出たよこの店の話」と私は思ってしまった。
<カメラが問題なんじゃない。やっぱり、どんな瞬間を切り取れるかだと>
読み始めてすぐ、23ページに載っている。本の題名をひっくり返す記述である(笑い)。しかし、私がかねてから思ってきたことと完全に一致するので、納得した。
京都案内本として京都初心者の私には有益だ。今度京都に行く機会があれば本書で取り上げられたところを回ってみようと思う。
敢えて指摘しておくと、編集がうまくない。同じ話が何度も出てきたりする。編集者がいなかったのか。その脱力感も京都風なのだとしたら笑いながら受け止めるしかないが「また出たよこの店の話」と私は思ってしまった。