幻冬舎の自費出版部門から出ている保険営業マン向けの本を立ち読みして「この阿呆め」と私は毒づくのである。

 テレアポ(電話によるじゅうたん爆撃営業)の方法として受話器を置かない、だって。ついでに手と受話器をテープでぐるぐる巻きにするか。ブラック業界そのものだなぁ。

 見込客と3回目の面談で申し込んでもらえ、だって。短兵急。保険屋は誰のために仕事をしているんだ、となる。

 一般の人がこの本を読んだらどう思うか。生保業界の地位はもともとないに等しいが、「ほーらやっぱり」と笑われるのがオチである。生保業界全体の印象をさらに悪くする内容であると筆者が気づいていないのでどうしようもない。

 ごくわずかに顧客のことを最優先に考えて行動する保険屋がいる。そういう人に出会えればお客さんはしあわせである。