NHKの「クロイーズアップ現代+」が奇妙な現象を取り上げていた。

 いい公立小学校に子供を入れたがる親がいるそうな。そういう公立小学校は中学受験が当たり前の環境だから子供が刺激を受けて勉強するそうな。

 阿呆な私が言うのも何だが、阿呆な親やなぁ。

 私の周囲で東京大に進んだ人を見ると、子供のころサッカー少年だったり野山を駆け巡っていたりしている。何度も書くけれど、沖縄の西原町という田舎から東大に合格した子供もいる。

 いい公立小学校? 中学受験? そんなの関係ない♪ そんなの関係ない♪

 稼げる大人に育てると謳う塾に子供を任せる親が大勢いるそうな。そもそもそういう親が塾のカモネギになっていることに気づいていない。塾の教師が稼いでいないのに、子供に何を教えることができるのか。

 もう1つの違和感は「稼げる大人」という目標である。私は自分の子供に「お前は優秀なんやけん、能力を世の中に還元せんといかん。人を支えて助けんといかん」と言ってきた。いくら商売とはいえ「稼げる」を目標にする人間を育てるという塾に私は寒々としたものを感じるし、あまりに浅薄、余裕なさすぎ。稼ぐなら会社員になるより起業するほうがいい。そんなことは塾では学べない。

 阿呆の見本市という意味で面白い番組だった。