年端のいかない子供が自分のことを「ケースケは」などと言うものだが、新聞記事の中で記者が自分のことを「記者は」と書くのは幼稚なのか。客観性を持ち得ないし落ち着きが悪いし誤読を生むのでやめなさい。

 映画監督が原稿で自分のことを「監督は」と書くか? 弁護士が著書の中で自分のことを「弁護士は」と書くか? 会社員がブログで自分のことを「会社員は」と書くか? 予備校講師が参考書の中で自分のことを「講師は」や「先生は」と書くか?

 『毎日新聞』夕刊のコラムを読んでいると時々出てくる「記者は」を見るたびに、誰のことだっけと私は一瞬戸惑う。