
私の舌に合うコーヒーは渋めの味である。私に似ているのは仕方ない。東京神田神保町のさぼうると札幌円山公園の森彦本店限定森の雫が現時点までに辿り着いた私の好みである。
私はパソコンのキーをガシガシ打ちながらコーヒーをガバガバ飲む、と言っても1日に4〜6杯以内と決めている。先日買い求めた5袋がなくなったので、また入手した。1袋200グラム入りだが、1杯で10グラムほど挽くから、5杯飲めば50グラム。1袋が4日で消える計算だ。5袋買っても20日で飲み終える。私は酒を一滴も飲まないので、これくらいは許されるだろう。嗜好品と言うより仕事の燃料なのだ。
この森の雫を私の棺桶に入れてもらおう。花を入れられてもなぁと思っていたので、これは名案だぞ。コーヒーのいい香りが焼き場の周辺に漂ったら、それは私からのおすそ分け。
棺に詰めるとなると50袋や100袋はほしいところだ。予約できればいいのだが、こればかりは。