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 来年使う手帳はもう買ったのだが、アマゾンで『ふくしま手帳』というのを見つけたので買ってしまった。福島市の日進堂印刷所という会社が出している。メイド・イン・フクシマだ。

 帯に「予定がなくても寂しくない」だって。まぁねぇ。福島に住んでいたら確かにそうかもなぁ。

 福島愛を感じさせる手帳だ。1ページ1週間カレンダー形式で、そこに何らかの福島関連の情報を毎日分載せている。例えば11月9日は<野口英世が三ツ和村(現・猪苗代町)に生まれる(1876年)/梅沢富美男が福島市に生まれる(1950年) CODE for AIZUが開発した、会津若松市の雪に埋もれた消火栓の位置を特定するアプリがある>と盛りだくさん。11月4日は<俳優西田敏行が郡山市に生まれる(1947年)>と記されているし、11月3日は<県内初のエレベーターお目見え。福島市の「福島ビルジング」落成(1927年)>と取材に役立ちそうな情報もある。2月20日の<中島村の中学3年生の修学旅行の渡航先はマレーシア>という超ローカルな話題も。

 57市町村のお勧めスイーツをまとめたカラー印刷の折りたたみを見ていると、「私の時代にこれを持っていたら遠方の取材が楽しくなったなぁ」とワクワクしてきた。裏面は県の地図で、檜枝岐村は行ってないなぁ、智恵子記念館が載ってるぞ、などと見入ってしまう。

 情報がたっぷりで1080円は安い。