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 東京電力福島第一原発が引き起こした大事故のせいで福島は取り返しのつかない被害を受けた。そんな福島の人の声をテレビで見聞きして私のこころに沈み込んだ声を記録しておく。

「こちらは被害を受けた側なのに、あれこれと国にお願いしないといけないのはおかしい」

「避難指示を解除しても、ここに戻ってこられない。昔のように田畑をやっても誰が福島の農産物を買ってくれますか」

「避難指示区域を減らして、国は被害を少なくしようとしているのではないか」

 およそこんな趣旨だった。福島の田舎で普通の地道な暮らしをしてきた人たちがこの7年の歳月の中で抱いた疑問なのである。福島の声を誰が受け止めているのだろう。そもそも受け止めている人はいるのだろうか。

 もちろん福島県民と言ってもいろいろだ。避難先の東京で連れてきた子供をほったらかして遊びほうけ、妊娠してしまった独身女性検査技師もいる。女性が勤める医療機関が怒るのは分からないではない。「福島」を十把一絡げにすると玉石混交になるとは思う。でもなー。この女性が福島を離れずに済んでいればそんな騒ぎにならなかったのではないかとも思いたいわけよ私は。

 3.11の前後には集中して福島が取り上げられる。テレビでは観光地やうまいものの紹介をしていた。3.11の前後だけではなく、通年やってほしいぞ。

 大西泰斗先生が教えているNHK教育の「しごとの基礎英語」は12月放送分で大内宿や鶴ヶ城、喜多方ラーメンなど福島を舞台にした。見ならってほしい。

 加害者である東京電力は本社を全部福島に持っていけばいい。避難指示区域にでも置けばいい。これでも原発を推進する自民党は党本部を避難指示区域に建てる東電本社の隣に立てればいい。

 そこで農作業をして、収穫したものを食べろ。そうすれば必死のパッチで福島を取り戻そうとするだろう。