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 大西泰斗先生は私と同じ世代だろうから、伊藤和夫師や高橋善昭師の参考書を読んでいないはずがない。もしかすると駿台で名講義を受けた生徒だったかもしれない。だからではないか、「話すための英文法」と言っているのは。

 読解のための英文法なら伊藤師と高橋師が双璧で、そんなことを名乗ったら信者からクレームが出るのは間違いない。というのはこの際どうでもよく、「話すための英文法」であっても、裏を返せば「読むための英文法」なのである。

 大西先生の見事なのは動詞が持つ“動作”を明快に解説することである。lookとseeとwatchの違いは何となく分かっているけれど、そこを明確に語る。arriveとreachとgetの違いは私は曖昧だったので、勉強になった。

 新幹線の中でも街中でもやけに外国人を見かける。フェイスブックのメッセンジャー経由でポーランド銀行総裁の私設秘書から儲け話が来る(笑い)。錆びないよう英語をやっておかないと世界が小さくなる。とはいえ、時間があると仕事を優先してしまうドレイ根性が抜けんのよね。