私「ワシは中3のときの因数分解は100点やったんよ。東京数学研究会という組織の通信教育がよかったんかな」

次女「食塩水の濃度とか、10分後に時速100キロで追いかけてどこでおいつくかとか、そういう問題が苦手なんだったよね」

私「そうそう。小学4年の算数よ」

次女「どこで追いつくかというのは、追いついたところは距離が同じでしょ。そこから式を立てるんだけど」

私「なるほど。距離が同じか。追いついたんやけん、そりゃそうや。でも式が浮かばん」

次女「何でかなー」

私「因数分解は満点だったのに」

次女「ああそうか。あのね、数学には計算問題と考える問題があるのよ。で、お父さんは計算問題はできるんだ。公式を覚えて、あとは練習を積めば解けるのが計算問題。一方、考える問題ができないんだ」

私「なんで考える問題ができんのだろ」

次女「考えてないからでしょ」

私「……」

次女「……」

 ふたりそろって爆笑。

私「お前相変わらずワシに似て失礼やな。ワシの話、何も考えてないような内容か?」

次女「あまり真面目に聞いてないから分かんない」

私「……」

次女「……」

 ふたりそろって爆笑。

 しかし、的を射た指摘なのかもしれない。私が得意なのは英語や現代文、古文、社会などの暗記科目だ。これらの科目も考えることがないわけではない。しかし数学的な「考える」とは趣がちょっと異なる。

 引き続きこの問題をツイセキする。