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 関東在住の20代の女性ががんと闘っているのだが、大学病院の治療で効果がない。本人の希望もあり、家族が自由診療のがん治療の1つを見つけた。1600万円。

 私は医者でも何でもない。これまで見聞きした話を整理してみる。

・がんの専門医はがん研やがんセンターに大勢いる。ここでセカンドオピニオンを受けることができる

・がんについての知識が十分にないのに、がんの自由診療をやっている医者がいる

・新しい手術や薬効などなど医学論文で発表するのが医者の常識

・真っ当な医者は医学論文に目を通している

・金を払えば載せてくれる雑誌やサイトに“医学論文”を発表する阿呆がいる

 自由診療のその治療に関する肯定的な見解を示した医学論文が由緒ある医学雑誌に載っているかどうか。これを目安にするかな、私なら。

 この女性の父親の心中は、同じ父親として分かるつもりだ。しかし、1600万円を個人が借りるためには担保が必要だろうし連帯保証人も求められるだろう。にもかかわらず治療の効果は確約されない。相次ぐ厳しい場面が予想される。言うべき言葉がない。