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 この場所を見つけるまでにどんな苦労をしたことか。この1枚を撮るためにどれだけ時間がかかったことか。ここ行ってみたい。こんな場所が京都にあるのか。などなど感心しながら見たのが京都写真展「驚都」。毎日新聞京都面に写真部記者が108回連載した中から選りすぐりを引き伸ばして展示しているほか、連載をまとまたアルバムを別途置いてあるから見入る人大勢。

 その辺の京都観光本には載っていない写真がずらり。いい場所、土門拳ふうに言えばフォトジェニックな京都とでも言うべきか。

 写真記者だからうまいのは当たり前だが、108回も連載したのは京都の奥深さゆえか。私が過ごした福島でこれに張り合う連載ができたかと想像してしまった。逆立ちしても勝てないかもしれない。でも108回も連載を担当できて楽しかっただろうなぁ。

 小松雄介さん、ぜひ本にまとめてほしい。買うぞ。

 東京の写真展会場だったキヤノンギャラリー銀座は日曜祝日休み。やる気がないんだな。次回はニコンギャラリーで。