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 外連味があるせいかそういう見方をしていたけれど、私の先入観が間違いだった。正真正銘の学者だったのだ小室直樹さんは。

 その評伝を書いた村上篤直さんは弁護士。小室さんの本を古本屋で買い漁ったそうだ。同じ本でも買い集め、同じ本が20冊くらいに達したこともあるとか。

 そこに私はうなった。そこまでやるかと。執念だ。

 私は車谷長吉さんの署名本を買い漁ってきて、署名本だけでいつの間にか20冊近くになっているけれど、同じ本は3冊計6冊しかない。同じ本は買わないようにしているからだ。

 しかし本書の著者は同じ本でも買い集めた。ということは(というのも変だが)私も見ならう、ことになるのか?