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 1月1日の楽しみは新聞各紙の読み比べである。朝日毎日読売産経日経東京神奈川スポニチ。大きな特ダネは見当たらない。平和、ということにしておく。

 私が注目したのは『東京新聞』の新連載「メディアと世界 揺らぐ報道の自由」である。米国内ではこの15年で20パーセントに当たる1779紙が廃刊、部数は40パーセント減ったという。そんな「ニュース砂漠」の実情を報じた。日本の新聞関係者が注目する連載になるだろう。敢えて言えば表層的な動きだけではなく、どこか1社をモデルにして経営の数字にまで踏み込む必要がある。

 ニューヨークタイムスだったかワシントンポストだったかはインターネットでの収益が増えて経営を支えていると何かで読んだことがある。容易ではないが同じようにネットでの収益を増やすか何か副業を増やすか合併していくか。生き残りそうな新聞社と廃刊した新聞社に何か違いがあるのかどうか。生き残りのヒントを探る連載になることを期待しよう。

 新聞がなくなったら世の中大変なことになると危機感を抱いている少数の人と新聞の息の根が止まってゆく様子を黙って見ながら「うっしっし」とほくそ笑む少数の人の間で、大半の人にとってどうでもいい話なのである。新聞社が抱える問題はここにある。