
共同作業場で時折咳き込んだり喉をンガンガ鳴らしているクソ女に私は近寄りつい言ってしまった。「よかったらこのマスク差し上げたいんですが」。クソ女は「すみません。マナーですよね」と謝りながら自分のかばんからマスクを取り出して着けた。持っとんかい! 咳き込んどるんやけん最初から着けんかいこのド阿呆め! 草刈り鎌で首切るど。
あちらこちらでインフルエンザや風邪がはやっている。仕事上かかるわけにはいかない。神経質にならざるを得ない。
私が大勢の看護師から聞いた話によると、インフルエンザや風邪は飛沫感染だそうな。2メートルは飛ぶそうだ。それが鼻や口の粘膜に着いて発症する。この時期油断できない。
過去20年くらいにわたって対策を看護師さんたちに聞いてきた結果、看護師さんの対策はこの2つに集約できる。
・マスクは1日に5枚くらい取り換える
・患者さん1人終わるたびに手を洗う
これを受けて私は以下の3点を実行している。
・できるだけマスクをかけ続ける。特に鼻と口を隠す
・30分から1時間に1回手をアルコール消毒する
・自分以外の人が触れるところは自分の指で触れない。例えばエレベーターのボタンは拳で押す
というわけで、買ったのがアルコール消毒の商品である。手に擦り込むとすぐに乾く。これで万全である。もちろん睡眠時間は7時間を切らないよう最大限の努力をしている。
ゆえあって独り暮らしの私はインフルエンザになっても誰の助けも期待できないから必死のパッチで健康を守るのである。