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 徳島から“高級”公務員が東京に出てきたのでお茶した。話はなぜかLGBTのことになり――。

公務員「LGBTは生産性がないとワシらの周りではみんな言うとる」

私「いやいや、とんでもない。新聞読んでないだろ」

公務員「朝日と徳島新聞を読んどる」

私「うーん」

公務員「LGBT擁護は都会のインテリの見方じゃ」

 私は笑えなかった。聞き捨てならない。気色ばんだ。自分が同性愛者であることに苦しんできた親しい同僚を私が見てこなかったとしても、新聞テレビ雑誌を通して聞こえる同性愛者の呻きは耳から入ってくるし、同性愛者に対する差別に憤っただろう。

 なぜこんな差が生じるのか。私が都会のインテリで大磯(あ、書いてもた。すまん)は地方の痴呆だからか。いや、そういう話ではないだろう。

「それ、人前で言わんほうがええよ」

 中学時代からの友人として緊急避難的な助言をしておいた。

 さて、どのように理解させるか。『朝日新聞』なら読んでいると言ってのける私の友人に『朝日』ならどう教える? という小説の案を考えた。しかしどう終わらせるか見えない(汗)。