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 ベトナム、ラオス、カンボジア、アフガニスタン、コソボ、スーダン。その後落ち着いて歴史のひとこまに収まった国もあれば、今も混乱が続く国もある。しかし、それが50年ほど前の歴史であっても「あー」とため息が漏れるのは、人間の苦しみに対する共感の普遍性なのかもしれない。ってカタいな。

 写真の核心は何を撮るかだとあらためて思う。

 写真展に行くたびに直面するのが、写真だけでは状況が分からんという事態である。写真を見る前に説明文を読んで「ほー」と思ってから写真を見ることがあり、「写真展」なのに説明が不可欠であることに写真の限界を感じる。写真家はその辺どう思うのだろう。

 東京都写真美術館で5月12日まで開催中。