IMG_2810

 大地震が起きるとエレベーターが止まる。缶詰。助けは来ない。

 大地震が起きたらおびただしい数のエレベーターが止まる。エレベーター会社の人も被災者である。そのうえ道路寸断に鉄道麻痺。

 エレベーターの中で死んでゆく。飢えに苦しみながら。満員だったらさらに悲惨だ。座ることさえできない。誰か死んでも外に出すことができない。死体から糞尿が垂れ、死臭が充満する。先に死ぬほうが楽である。

 名古屋大教授の福和伸夫さんが最大限エレベーターに乗らないのはそういうわけである。私も真似をしている。できるだけ階段を使う。足腰の鍛錬になるのでちょうどいい。

 ところが、非常階段を使えないようにしている糞ビルがあり、そこで私は毎月何百回とエレベーターに乗らなければならない。危ないと分かっていて乗らざるを得ない。

 糞ビル所有者は「嫌なら出ていけ」。場所がいいのでテナントはいくらでもいると抜かす。こういう所有者こそそのときはエレベーターに閉じ込められて死ねばいいと私は毎日強く祈っているのだが、世の常としてそういう糞野郎が生き残る。

 どうせなら国仲涼子ちゃんか川口春奈ちゃんと二人きりで閉じ込められて死にたいものだ。それなら楽しいようなヨカンがするのはなぜだろう。