カメラなどの工業製品でさえ個体差があるのだから、生物である人間の個体差はいったいどれだけあることかと感じてきた。NHKスペシャル『人体供戮聾賃虜垢鮖覆襭庁裡舛力辰鮠綣蠅砲泙箸瓠個体差の原因を説明してみせた。

 たまたま養老孟司先生が6月9日付『毎日新聞』朝刊書評欄で『流れといのち 万物の進化を支配するコンストラクタル法則』(紀伊國屋書店)を取り上げて<生物学はワトソンとクリックによるDNA分子構造の決定以降、ほとんど遺伝子系に関する生物学になった。遺伝子系は情報系であって、神経系は遺伝子系が生み出す別な情報系である。つまり生物学は神経科学を含め、情報系の学問になった>などと書いていて、『人体供戮判鼎覆襪箸海蹐ある。

 40年ほど花粉症に苦しんできた私はビラノアのおかげで完全に抑えることができ、身近な人たちに勧めたところ、私と同じように完全に抑えることができた親子もいれば、全く効かない人もいて、これはきっとDNAレベルの反応なのだろうと薄々感じていた。

 DNAが完全に解明されて人間に応用できる日がいずれ来るのだろう。難病に苦しむ人に適用されて治療できれば安楽死希望者は激減するのではないか。身内や友人らに難病を抱えている人たちが数人いるので、祈るような気持ちになっている。