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 コーヒーをよりおいしく飲みたい。燃料用アルコールを某所で定価で手に入れたので、ハリオのサイフォン式コーヒーを試してみよう。3杯分準備した。ところが……。以下は1週間ほど毎日試した記録である。

 1回目……フラスコのお湯が沸くのにずいぶん時間がかかった。熱々だし、味は案外いい。

 2回目……フラスコの水をアルコールランプで熱してから1杯目を飲むまでの時間を計った。何と55分。ごごごごじゅうごふん! 

 1回目に比べて味がイマイチ。なぜだ?

 3回目……ネットでサイフォン式コーヒーの作り方を調べた。フラスコに水を入れるのではなく熱湯を入れると知った。時間は短縮できた。

 しかし、フラスコからロート(上の容器)に上げるお湯がまだフラスコにけっこう残っているのにロートからコーヒーがフラスコに落ちてくる。味は薄まり、イマイチ。

 4回目……今回もお湯がロートに上がりだしたのに、十分上がりきる前にフラスコにまた落ちだして止まらない。

 ロートで攪拌する間など全くなかった。当然味は薄い。カフェバッハで買ったコーヒー豆を無駄にしている。今まで通りのペーパーフィルターで飲むほうがはるかにうまい。捨てるのはもったいないので飲む。うー。

 5回目……ユーチューブにアップされているいろいろな映像を見た。お湯が上がりきる前に落ちてくる原因が分かった。さっそくアルコールランプの芯を引っ張り出して火力を強くしてみた。

 フラスコのお湯が沸騰して一気にロートに。ゴボゴボという激しい音。ロートの中は嵐。アルコールランプの火がフラスコをはみ出して伸び上がる。さすがに今回はロートからフラスコに落ちてこない。

 しかし、火が強すぎる。う。火事になるがな。攪拌が大事な要素だとユーチューブで仕入れた知識を使う間もなく火を消す。味はまずい(涙)。

 6回目……フィルターから伸びるチェーンをロートの細い管先に引っかけるのだが、正しい引っかけ方があることが分かった。こんな大事なことがハリオの説明書に書いてないし、ユーチューブで見たコーヒーメーカーなどのいくつもの映像でも語られていない。何たることだ。

 前回の反省からアルコールランプの芯を押し込み、火を心持ち弱める。アルコールランプは火事を招く恐れがあるので慎重にならざるを得ないのだが、前回よりは余裕を持って2回攪拌できた。いま大地震が来たらアルコールランプが床に落ちて大変なことになるなぁと想像する。

 ロートからフラスコにコーヒーが落ちた後なんとか少しは山ができていたので、大きな前進と言っていいだろう。6回つくったうちで味は1番目か2番目にいい。

 誰だよ、サイフォン式コーヒーは誰がつくっても失敗しないと言ったのは。

 試行錯誤は続く。