スマホを手にする時間を意図して激減させているのは私だけではないように思う。電車の中で本や新聞を読む人が少し戻ってきたように感じる。少し前までは見渡す限り全員がスマホを見ていたのがスマホのピークかもしれない。

 ビルゲイツは子供が14歳になるまでスマホを与えなかった。スティーブ・ジョブズの家には手の届く範囲にiPadがなかった。IT業界の先駆者の例は有名だが、学術的なデータを引用しながらスマホが脳に与える悪影響を記していて、私のような凡人は脳をスマホに乗っ取られるような使い方をしてはいけないとあらためて思う。

 スマホもタブレットも手元にあれば気軽に手を伸ばしてしまいがちだし、メールやメッセージが来るたびに見てしまいがちだ。仕事をしているときだったらそのたびに思考や作業が途切れてしまう。私のような阿呆は「えーっとどこまでやったっけ」と元に戻るのに時間がかかって仕方がない。使い方を間違うと仕事や勉強の邪魔になるのは経験から分かる。

 よりいっそうスマホとタブレットを遠ざけよう。昭和生まれの私にとってスマホやタブレットがない環境が自然だし、安寧を得られることも経験から何となく知っている。