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 全く興味のなかった徳島県立文学書道館を訪ねたのは瀬戸内寂聴さんの小説を読むようになったからだろう。寂聴さん専用にひと部屋設けられていて、初版本が壁いっぱいに飾られているほか、托鉢していたときの衣類などが陳列されている。時間があればビデオを見るところなのだが、計80分はさすがに。

 驚いたのは、この徳島県立文学書道館が文庫本を何冊か出版していることだった。記念に4冊買ったほか、ポストカードも何種類か買った。「瀬戸内寂聴便箋」とかいう便箋も買った。

 実家から歩いて10分くらいのところにあるとはいえ、実家に帰る機会がそうそうないので、「これが最初で最後」と思っておかないと悔いが残る。だから買う。

「これが最初で最後」と思って取り組むことが増えていくのだろうなぁ。そんなことを思うお年頃になったということである。めでたしめでたし。