備蓄されているアベノマスクは8000万枚あまり。検品したうち15%が不良品。検品費用21億円。

 以上は新聞記事から。そもそも論として、布マスクのアベノマスクが必要だったかどうかという点について、あの当時は緊急性があったのでやむを得ないと私は見る。

 庶民の私には理解ができないのは、
(1)不良品の製造者はどこなのか
(2)不良品相当額の返金を求めないのか
(3)すべてのマスクを検品したのか
(4)検品費用の支払先はどこなのか
(5)検品にかかった人日はどうだったのか
(6)そもそも検品に21億円もかける必要があったのか
(7)岸田さんは廃棄を指示したそうだが、その費用はどうするのか。ほかに使い道はないのか 
 という点だ。

 こうしたことに言及していない新聞記事も不良品ではないか(笑い)。原稿を誰も検品していないのか。怒りも何もない新聞記事を誰が好んで読むのだろう。