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 正月の準備ができた。寂聴さんと迎える。思い切って『瀬戸内寂聴全集』19巻を買ったのである。「文学への問い」としてまとめられた36の文章を読みたいからだ。第一志望だった文学部に落ちた私が、目に見えて減ってきた残り時間を費やすのは文学なのだった。社会人入学で文学部に入り直すという道もあるのだろうけれど、女子大生にうつつを抜かすに違いないので、ひとり文学部が無難だろう。

 あした朝起きたら日めくりを破り、朝飯を済ませ、コーヒーを飲みながらこの全集のページを繰る。想像しただけでこころが阿波踊りを始めてしまう。

 早く来い来いお正月。