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 私は根がスタイリッシュで男女平等主義者なので、ずいぶん前のことだが、長女の結婚披露宴に出たついでに、最後の挨拶のとき新婦側の親として語った。

 通常はなぜか新郎側の親が語り、新婦側は何も語らない。おかしなことではないかと長年疑問を抱いていた。長女を通して新郎側に打診し(というのも奇妙な話だが)、OKを得た(というのも変な話だ)。

 毒舌の次女が「面白かった」と言ってきた。最初から最後まで笑わせてやろうと目論んでいたので目標はとりあえず達成したことになる。

 次の目標は、新郎側の親が語るなら新婦側の親も対等に語る時代の招致である。というか、親の語りは不要ではないかというのが正直なところだ。