同じ阿呆なら泥と炎のニシノ説

軽挙妄動のワタシが世の中の出来事や身の回りの出来事に対する喜怒哀楽異論反論正論暴論をぐだぐだ語り続けて3300回

医療の現場

40年に及ぶ私の花粉症を100パーセント抑えたビラノア

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 去年の春たまたま飲んだビラノアが私に春を返してくれた。大鵬薬品にどれだけ感謝しても足りない。

 私の花粉症は高校2年ごろまでさかのぼる。鼻が詰まっているのに鼻水が出る。出続ける。目がかゆい。喉もかゆい。くしゃみが止まらない。くしゃみのついでに鼻水が噴き出す。外出なんかできるわけがない。殺してくれと思った。

 熱が出るわけでもない。当時はアレルギー性鼻炎と言われていたが薬がなかった。下宿に籠もるしかなかった。

 ここ20年くらいでようやく薬が出てきたが、10〜30パーセントは症状が出る。春を満喫することはもうできないんだなぁとあきらめていたこの私がいま春を満喫している。副作用は何も感じない。

 春がこんなにいい季節だったとは。ビラノアのおかげである。ビラノア神社を作ってもいいと思うくらい感謝している。

 というわけで、花粉症で苦しむ人にはビラノアを勧めてきたが、効果がある人とそうでない人に分かれる。薬も相性があるのだった。

 最も効果を出したのは友人とその息子さんだ。友人の花粉症がぴたりと治まり、アレグラを3錠のんでも効果がなくて苦しんでいた息子さんに与えたところこれまたぴたりと治まった。

 苦しんでいる人には申し訳ないのだが、わっはっは。

がんの自由診療について

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 関東在住の20代の女性ががんと闘っているのだが、大学病院の治療で効果がない。本人の希望もあり、家族が自由診療のがん治療の1つを見つけた。1600万円。

 私は医者でも何でもない。これまで見聞きした話を整理してみる。

・がんの専門医はがん研やがんセンターに大勢いる。ここでセカンドオピニオンを受けることができる

・がんについての知識が十分にないのに、がんの自由診療をやっている医者がいる

・新しい手術や薬効などなど医学論文で発表するのが医者の常識

・真っ当な医者は医学論文に目を通している

・金を払えば載せてくれる雑誌やサイトに“医学論文”を発表する阿呆がいる

 自由診療のその治療に関する肯定的な見解を示した医学論文が由緒ある医学雑誌に載っているかどうか。これを目安にするかな、私なら。

 この女性の父親の心中は、同じ父親として分かるつもりだ。しかし、1600万円を個人が借りるためには担保が必要だろうし連帯保証人も求められるだろう。にもかかわらず治療の効果は確約されない。相次ぐ厳しい場面が予想される。言うべき言葉がない。

高次脳機能障害に関する基礎を学ぶことができる

 ひとごとではないので知っておくほうがいい。高次脳機能障害である。ひとくちに「高次脳機能障害」と言っても脳梗塞などに起因する場合と事故で頭部外傷を負った場合がある。後者の患者さんを大勢診ている医師が懇切丁寧に解説してくださったので、広く読んでいただきたい。

 誤診の可能性についてのぶしつけな質問に対して、岡本隆嗣先生は誠実にご回答くださるなど、器の大きさとお人柄がにじみ出た。家族会から全幅の信頼を得ている理由がよく分かった。岡本先生の説明は素人の私にもよく分かり、論理だった話はそのまま文字起こしすれば済んだ。このような経験は初めてである。

 連休で車に乗る機会が増えるだろう。もし交通事故に遭って、退院後に「人がまるで変わってしまった」という場合、高次脳機能障害を疑わなければならない。
 
 事故による頭部外傷の高次脳機能障害の基本



健康を維持する最善の方法

 70歳前後の男女4人の会話。

「A病院の薬は副作用がきつい」

「B病院は医者がよくない」

「病院の名前ではなく、いい医者に診てもらわないと」

「しかし誰がいい医者か分からんよね」

「病院にかからないようにするのが一番」

医とカネ――『赤ひげ診療譚』

 特段の理由はないが時代劇や時代小説に興味がない。今日読み終えた『赤ひげ診療譚』(山本周五郎・新潮文庫)が初めてのはずだ。文庫は1964(昭和39)年の発行で、私が買ったのは2017(平成29)年の105刷。もはや古典と言っていいだろう。アマゾンのレビューで高く評価されていて、読みながら納得した。山本周五郎ポピュリスト説があるようだが、そう見ることもできるし、林真理子のようなツボを押さえたストーリーテーラーと同じとも見ることができて、まぁどっちでもよろし。私は2回ほどウルッとなった。山本周五郎は生活の底辺を知っているのだ。

 流れる通奏低音は米テレビドラマ『ER』と同じ、金儲けに走らない医者の話である。

 実は『ER』のシーズン1の第1話が医者とカネをテーマにした内容だった。グリーン先生は楽な仕事で休みもあって賃金も多い医療機関に誘われたのに全く興味を示さず、急患に追われて満足に寝ることもできず賃金が低い州立病院の救命救急現場に戻っていく話で、これはシーズン15まで続くことになる『ER』が最初の最初に「カネ儲けの医者の物語ではない」と高らかに宣言したのである。何シーズンの何話か忘れたがジョージ・クルーニー演じるダグ先生もゆとりがあって高収入の病院への誘いを断る。

 資本主義の権化のような米国だから新鮮に映ったのかもしれないが、「医とカネ」を見る私たち市民の期待は変わらないということではないか。『赤ひげ診療譚』にせよ『ER』にせよ大勢の支持を集めた背景には、ちりひとつない職場で楽してカネを稼ごうという医者への厳しい批判が含まれている。

まちなかの開業医って

 次女からメッセージが届いた。「もうダメかもしれん」。添えられた写真は39.8度を示すデジタル体温計。

 芝居がかっているのは私似か。

 せっかく徳島に行ったのに発熱し、開業医と休日夜間診療所に行ったもののどちらも頓服を渡されて終わり。それで相当頭に来ている。

「インフルエンザではない。では風邪かな。それで頓服を出して終わり。まちなかの開業医ってお医者さんゴッコをやってるだけだよ」

 なお、本人の見立てはマイコプラズマ肺炎である。高校2年の時にかかったことがあるのでピンと来た。その時は近所のいい医者と言われる小児科にかかったのだが「普通の風邪と誤診した野郎だ」と恨みを忘れない。

「インフルと風邪しか頭にないのか町医者は」。毒を吐きまくるムスメである。

 それだけ元気があるなら心配ないな。




 

この目医者大丈夫か?

 花粉症の薬をもらうために私は東京・品川の目医者に通っている。この時期混雑する耳鼻科にわざわざ行かなくても、目医者で処方箋を出してもらえるならそれでいい。

 もう何年も通っている。この春は3回目の通院だ。

 いきなり眼底検査である。そんなに毎月やる必用があるのか? わざと大きな声で看護師に聞く。

「前回もやったのに?」

 次に診察である。女医が言う。

「いま出している目薬はステロイドが入っているので、目に異常が出ないか調べる必要があるんです。目にかゆみがない場合はささなくていいです」

 たちまち疑問が浮かぶ。おいおい、去年もおととしもその前も、そんなこと言われなかったし、眼底検査もしなかったぞ。

「アレジオンを2カ月分出しておきますね」

 また疑問が浮かぶ。2カ月分出せるなら最初からなぜそうしない。

 この女医は先月私にセレスタミンを1日2回で60粒も処方しやがった。セレスタミンはステロイド配合で眠気を催す強烈な薬である。のんきな薬剤師が「1日に8回まで大丈夫です」とぬかしたが、お前が飲んで見ろよ。ワシは単なる花粉症だぞ。

 この女医は先月普通の目薬ヒアレインを処方し忘れた。

 どうしようもない目医者なのである。いつもたいてい空いているので、すぐに診察してもらえる。そこだけが魅力なのだが、ぼちぼち引き上げどきかもしれない。

 雇われ院長で、ネットで見ると評判が芳しくない。そのうち交代させられるだろう。イーストワンタワー内の目医者である。

治療は高齢者後回し若い世代優先で

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 読み応えがあった。『週刊東洋経済』9月24日号である。

「納得のいく死に方  医者との付き合い方」という特集で2つ「ほほう」と考えた。

 1つは「長生き志向は間違っている!」。後期高齢者の検診に公費を使うなという問題提起だ。もう1つは「湯水のごときぜいたくはいつまで可能なのか」。救命救急センターを利用できるのは70歳までにせよという問題提起だ。どちらも現職の医者が実名と写真入りで述べている。

 前者について。私の場合子育ては終わっているのでもはや長生きする必要はない。ただ、いま私が死んだら大勢の女性が嘆き悲しむので死を先延ばしにしているだけ。よく考えたら健康オタ君である必要すらないのだった。ありゃりゃ。この“気づき”は私にとって青天の霹靂で、では一体何のために生きているのか。根底が揺らぐのである。もっと本を読みたいけれど、死んだら全部忘れるし(忘れるのか?)。

 後者は救急救命医の切実な問題だった。残り時間のない高齢者より未来がある子供や働き盛りの世代、若い人の治療を優先したいということである。よくぞここまで言うななぁ。救急救命の現場ではここまで言わざるを得ないくらい高齢者が若い世代の治療の邪魔をしているということか。

 政治家の判断が求められるが、投票に行くのはもっぱら高齢者だから、政治家がこの問題に手をつけることができるわけがない。現状は変わるまい。

 未来がある若い世代を優先して治療することについて私は異議なし。

行列ができる歯科医院

 コンビニの数より歯科医院の数が多いと言われ、悪戦苦闘が伝わられる歯科業界で、「年内は予約を受けることができません」とお客さんを断っている歯科医院がある。山形・酒田市から東京・汐留に進出した「日吉歯科診療所汐留」だ。

 酒田市といえば土門拳の古里だが、ここでは触れない。

 あの熊谷崇さんのご子息が所長を務める。親の七光りで押すな押すなの大盛況なのである。予防歯科にお金をかけることができる人は山形より東京のほうが圧倒的に多い。市場を比べると日吉歯科の東京進出は正しい。

 酒田市の人口の10パーセントが患者さんだと言われる日吉歯科本店だが、避ける市民がいる。その理由を聞いてみたところ、「熊谷先生は技術があるけれど、その下で働く先生の中にはそうではない人がいるから」だって。確かに歯医者には技術者の要素が求められ、親の技術が優れているから子供の技術も優れているとは限らない。千葉県内には親から息子に代替わりした途端に患者さんが激減して経営不振に陥った歯科医院がある。

 閑話休題。話を汐留支店に戻す。

 私は熊谷先生の予防歯科に興味を持っているが、酒田市まで通院するわけにはいかない。酒田市民いいなぁと思っていたところに汐留支店開業のニュースを聞いた。

 つい先日、歯の詰め物が取れたのでこれ幸いと電話で予約しようとしたら冒頭のようなことを言われた。待ってられない。結局行きつけの歯科医院を予約した。美しい女性の歯医者が私の担当なので、まぁいいか。

頭と副作用は使いよう

弟子1号「バイアグラが何でできたか知ってる?」

私「使ったことないけん知らん」

弟子1号「強がり言ってね? まぁいいや。話を先に進めるよ。あれはね、狭心症の薬として開発したんだけど、治療薬としてイマイチだったらしい。でも血管を開く薬なので副作用として勃起するわけ」

私「おおー!」

弟子1号「何でそんなに喜んでるの? 怪しいな」

私「話を進めなさい」

弟子1号「サリドマイドっていいイメージないでしょ」

私「薬害のイメージ100パーセント」

弟子1号「ところが、いい作用があるんじゃないかと気づいた人がいる。サレドカプセルという名前で臨床試験に通ってるんだ。白血病の一種の治療薬として。かつて薬害を招いた悪い作用をする部分を分離する技術ができて、いい作用をする部分だけ生かしてできたのがサレドカプセル」

私「柴田翔の『されどわれらが日々』を連想させる命名だな。サリドマイドの『サリド』と『しかれども』の意味の『されど』を混ぜたな」

弟子1号「ああ、たぶんね」

私「サンキュ。ブログのネタがでけた」

弟子1号「請求書、どこに送ればいい?」

睡眠改善薬を格安で買う方法

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 とくしまマラソンの際に早寝早起きするため、睡眠改善薬ドリーネンを数日飲んだ。その箱を見た弟子1号が言う。

弟子1号「こんなの飲んでるの?」

私「ドリエルより安いぞ」

弟子1号「それなら、レスタミンコーワがまだ安いよ」

私「何それ?」

 インターネットで検索してみたら抗ヒスタミン剤だった。

弟子1号「第1世代の抗ヒスタミン剤で、ジフェンヒドラミン塩酸塩が含まれている。このせいで、程度の差こそあれ眠気が来る副作用があったのね。その副作用に目を付けて睡眠改善薬にしたのがドリエルやドリーネン。抗ヒスタミン剤としてレスタミンコーワがあるわけだけど、どれも成分はジフェンヒドラミン塩酸塩」

 1錠辺りのジフェンヒドラミン塩酸塩は上記の3製品で違いがあるけれど、そこはドリエルやドリーネンに合わせればいい。というわけでさっそくアマゾンでレスタミンコーワを買った。800円ほどで120錠も入っている。

私「こういうことをドラッグストアの薬剤師なら知っとるわな?」

弟子1号「そりゃ知ってるでしょ」

私「レスタミンコーワが安いですよと勧めんわな?」

弟子1号「安い商品を勧めないでしょー」

私「そうか」

弟子1号「ところで眠れないの?」

私「いや、バタンキューよ」

弟子1号「だったら何で買ったの?」

私「あれ?」

花粉症患者が行くべき医者は

 花粉症歴30年以上のワタシは、この時期に薬がないと死ぬ。片栗粉を溶かしたドロドロの液体に似たものが鼻の穴から絶え間なく垂れ続け、目とのどはタワシでゴシゴシこすりたいかゆみに襲われ、猛烈なくしゃみを連発し、それが引き金になってドロドロ鼻水が風船をつくり(思わず笑ってしまうのである)、それが、ああ、薬のおかげで死なずに済んでいる。

 花粉症の薬と言っても、効くヤツとそれほどでもないヤツがある。看護師に言わせると、アレロック、アレジオン、アレグラの順に弱くなるそうだ。それから、ここが重要なのだが、この3つは同じ作用機序を持つので、例えばアレロックとアレジオンを併せて飲んでも効果はないそうな。

 上記の薬と併用するなら、作用機序が異なるザイザルかタリオン(この2つは似たような作用機序なんだって)がいいそうだ。

 事実、医者によっては複数の薬の併用を指示している。勉強熱心な医者がいるもんだと感心したが、その医者も花粉症で悩んでいた。道理で(笑い)。

 しかしここに答えがある。花粉症患者は花粉症の医者に行け。

痛いがな!

 レントゲンでは異常がなかったのでMRIを受ける。

 画像を見ながら医者が言う。「あー、肉離れですね。珍しいところが肉離れしてますねー。けっこう出血してますよ。痛いでしょ」

「死ぬほど痛いです」と私。

 うれしそうな顔の医者は私を立ち上がらせて、「痛いのこの辺でしょ」と言いながらウニューっと押す。痛いがな。痛いところを何で押すねん(涙目)。

マルチビタミンの摂り過ぎは前立腺がんリスクを増大させる

 さっき届いたメルマガを読んで仰天した。マルチビタミンを摂り過ぎると前立腺がんのリスクが増えるというのだ。<米国ではマルチビタミンの効果は否定的となっており、マルチビタミンの使用は妊婦さんなどの特殊な場合以外は推奨されていません>だって。オーマイガー。

 サプリメントにはまっていた時期がある。マルチビタミンやギンコビローバー、COQ10、メラトニンなど、いろいろなサプリメントを試していた。米国から輸入していたことさえある。私のような健康オタ君は一時的な情報に右往左往しがちでなのある。

 言い訳を書くが、あのころ私が付き合っていたアンチエイジングの医者がマルチビタミンを飲んでいて、「おしっこが真っ黄色だぁ〜!」とお互いに喜々としていた。マルチビタミンへの見解がこれで見事にひっくり返ったわけだ。何年も前にマルチビタミンを一切摂らなくなったのは不幸中の幸いと思いたい。

 上記の情報は私が読んでいるメルマガ「Dr.ハセのクスリとサプリメントのお役立ち最新情報」が出典だ。ハセさんにはお目にかかったことがあり、そのご経歴から拝察しても信頼度は抜群である。

 ハセさん、ありがとうございます。

健康診断は無意味

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 <最初にはっきりと申し上げておきましょう。健康診断は無意味です。受ける必要は一切ありません>で始まる論考を『文藝春秋』5月号に書いたのは順天堂大大学院の白澤卓二教授である。

 がん治療に関しては早期発見早期治療ではなく、「何を食べるか、どう生活するか」だという。糖尿病などの一般的な疾病に関してはそうだろう。しかし遺伝性のがんや糖尿病は早期発見早期治療が有効だと私は思うのだが、その辺りについての言及はない。健康診断は無意味として人間ドックも無意味なのかという点への言及もない。

 私の読解力が悪いのか、一体これはどういう文脈で語っているのかと不明瞭な部分があり、隔靴掻痒の感が残る。

ノバルティスファーマは高級弁当をクリニックに持ってくる

 製薬会社の営業マンが日夜しのぎを削る医療機関。クリニックでは製薬会社主催で月に1回くらいの割合で昼休みに勉強会をすることがあり、その弁当は製薬会社が必ず用意するのが常識だ。

 都内のあるクリニックに出入りするノバルティスファーマの営業マンは弁当が自慢である。「今日の弁当はどうでしたか」「買いに行ったらテレビの『カンブリア宮殿』の取材が来てました」など、弁当の良さを強調する。実際、ほかの製薬会社の弁当が1000円台後半から2000円台であるのに対して、ノバルティスは4000円近い弁当を持ってくる。そのうえペットボトルのお茶はトクホのお茶だったりする。

 社員が身分を隠して臨床研究に関与するなどのアクロバット営業で元を取らなければならないワケだ。ノバルティスと言えども、自分につける薬はないのだろう。

霊は救急車に乗ってくる?

 関東地方にある3次救急病院で、霊が見える研修医がいた。その人が見た事例の数々が後輩たちに語り伝えられている。

 救急車の屋根に乗って病院に来た霊がいた。もちろん“本体”は救急車の中である。救急車の後部ドアを開けると、左側のシートに座っていたこともあるという。

 どの霊もしょんぼり、茫然自失の様子である。

 一方、霊が見えない場合がある。

 研修医によると、「霊が見える場合はすでに手遅れ。霊が見えない場合は助かる可能性がある」なのだとか。

 ということは、応用すれば「霊が見えないからこの患者は助かるぞ。頑張って助けよう」と「霊がそこにいるからもうダメだ」と判断できるわけだ。トリアージとして活用できる?

病院関係者が語る「救急現場に居合わせたときの救命処置」

 目の前で人が突然倒れたらどう動くか。あるいは、人が倒れている現場に出くわしたらどう動くか。

 自動体外式除細動器(AED)を自分が取りに走る? 病院関係者は「心臓が止まっている場合、分単位で決まる。最初の数分が勝負」と言う。いろいろな救命曲線にあるように、心臓が止まったまま10分も放置されていると、ほとんど助からない。ではどう動くか。周囲に人がいる場合の流れは以下のとおり。

(1)周囲の安全確認をする。車の危険はないか。有毒ガスが出ていないか、まず自分の環境の安全を確認する

(2)「大丈夫ですか」と声をかける。肩を揺すって2回くらい声をかける

(3)意識がない場合(重大な状況)、「誰か来てください」と周囲に呼びかける

(4)「そこのあなた、AEDを持ってきてください。あなたは救急車を呼んでください」と指名して依頼する

(5)呼吸と脈拍を確認する

(6)呼吸も脈拍もない場合、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を始める。うつぶせなどの場合あおむけにする。はここまで1分もかからないはず

(7)1秒に2回くらいの速さで圧迫する(1分間に100回くらいが目安)

(8)胸が5センチくらい沈むくらい圧迫する

(9)AEDや医者の到着まで続ける。疲れるので、交代できるのであれば1〜2分で交代する

(10)意識が戻ったり咳き込んだりすれば、呼吸するか脈拍が出るか確認する

 その昔、東京駅前の横断歩道で初老の男性が倒れているのに出くわしたことがある。数人が立ち尽くしていた。私もどうしていいか分からず交番に走った。でも、これを知ったからには大丈夫だ。おーし! カモン!

国公立大卒の医者に制限を与えるべし

 国公立大の医学部を出て医者になった人は、相応の年数は保険診療に従事しなければならない。その年数に満たない期間に美容などの疾病に属さない自由診療に従事する場合は、相応のお金を国庫に返さなければならない。

 こんなふうに枠をはめていいのではないか。

 国公立大の医学部生にはわれわれの税金が投入されている。したがって、投入された税金に見合う年限は保険診療に真面目に従事するのが筋である。

 相応の年数や相応の金額をどうするか。これは防衛医科大を参考にすればいい。医官にならずに卒業後すぐに民間に出た場合約5000万円の返還を求められる。医官として勤務した年数に応じて5000万円が減っていく仕組みだ。

 最近は「8年目で辞めても5000万円の返還を求める」という声が防衛省内で出ているようなので、変更される可能性はあるが、とりあえず9年で5000万円という防衛医大のルールを国公立大医学部生に当てはめればいい。

 私立の医学部や医大は、税金投入額に応じて金額や年限を変えていいが、同じようなルールを適用すべきだろう。

糖尿病発見に役立たない人間ドック

 人間ドックや健康診断で調べる糖尿病検査は基本的に空腹時血糖である。朝食を抜いて計る血糖値だから普通は高くない。

 しかし、糖尿病の可能性を調べるのだからインスリンの分泌能力を本来調べるべきである。つまり、食後1時間血糖や食後2時間血糖の値を調べなければ意味がない。

 ではなぜ食後血糖を調べないのか。おそらく、そんな悠長なことをする余裕がないのだ。ベルトコンベアで運ばれるように次々と検査をしていかないと人数をこなせないから医療機関の利益が減る。もう1つの理由は食事をすると胃カメラなどができなくなる。

 それなら最初に胃カメラをして、そのあと食事させて、1時間後と2時間後の血糖を計ればいい。しかし、きっかり1時間後と2時間後に血液検査をするとなると、医療機関側の負担が増える。つまりと面倒くさい。

 隠れ糖尿病を発見する気のない人間ドックや健康診断に意味があるのだろうか。

医学部生を甘やかすな

 臨床実習前の医学生の8.5%が製薬会社からタクシー券を受け取った経験があるそうな=10月26日付『朝日新聞』朝刊(東京本社版)。文房具以外の小グッズを受け取ったのは約19%だそうな。

 こうして「自分たちは特権階級だ」と勘違いする阿呆が白衣を着て医者になる。注意する人がいないから、単なる勘違い野郎では済まない。そのうち「たかる」ようになる。

「フランス料理を食べよう」「この店の代金払っといて」などなど、たかり医者の話は集めようと思えばいくらでも集めることができる。難しい試験を通って医者になった人のこの卑しさに私は言葉を失う。

 医者も看護師も、製薬会社からもらったボールペンを使うのは恥ずかしことだと自覚しよう。筆記具くらい自分で買え。まずはここからだ。

ワタシは健康オタクか?

 最近「血糖値をゆるやかに上昇させるために野菜から食べましょう」と言う人が増えた。アンチエイジング医学業界に片足を突っ込んでいた私は何年も前から実行している。

 私の主食は栄養のない白米ではな完全食と言われる玄米である。

 毎晩体組成計に載っている。

 毎晩納豆を食べている。

 毎日ビフィーナSを飲んでいる。

 サプリメントが好きで、今はニンニクのサプリを飲んでいる。

 睡眠不足を異様に嫌う。

 水を適度に補給している。

 ジュース類はほとんど飲まない。

 野菜にドレッシング類を一切かけない。

 歩数計を持ち歩いている。

 寝る前と朝起きた時は水を飲む。

 風呂に入る前と出たあと水を飲む。

 ここに来て糖質制限に乗り出した(笑い)。江部康二先生の『「糖質オフ!」健康法』(PHP文庫)を読んで納得したからだ。

  ようやく気づいた。私は健康オタクかもしれない。

看護師就職難の時代が来る

 看護系学部のある大学は20年前の10倍に増えて、210校もある。看護師不足が慢性化していたので、文部科学省は看護系の認可を連発してきた成果である。

 看護師は今も引く手あまたで、私のお客さんに看護師が3人いるけれど、職場の変更など余裕のよっちゃんである。年齢が上がっても職場はある。

 普通の会社員ならこうはいかない。だから会社員は会社にしがみつかざるを得ない。

 一方しがみつく必要がない看護師は、自由自在に職場を渡り歩いてきた。しかし、である。20年前の10倍という数字から見えてくるのは、看護師も近い将来いす取りゲームになるということだ。

 女性ばかりの職場なので面倒なことが多く、看護師は渡り歩かざるを得なかった。しかしそうも言っていられない時代が来る。

 看護師が「国家資格」で食える時代はもう少しで終わる。今からサバイバルの準備をするほうがよさそうだ。

週刊誌にあのセンセーが(恐)

 今週発売の週刊誌の記事にあのセンセーがコメントで何度か登場している。

 院内で新しい点滴を売り出そうとしていた。試しに受けてみた数人のスタッフ全員が点滴を受け始めた直後に相次いで倒れ、激しい嘔吐や下痢に苦しむというとんでもない事態が起きた。

 実は私も新しい点滴を受けてみる予定だった。少し遅れて到着した時には数人のスタッフがベッドに倒れ、よろよろとトイレに行くという地獄絵図が展開されていた。

 スタッフがばたばたと倒れた時、このセンセーは看護師に「どうしよう?」と尋ねている。「どうしようって、あんた医者でしょと呆れ果てた」と看護師は証言している。

 全快するまでに数カ月かかったはずだ。この間もセンセーはスタッフに「調子はどう?」と声をかけることさえなく、不信感を集めた。医者としての実力のなさも責任感のなさも明らかになったからだ。

 そのセンセーが週刊誌にコメントで登場しているのだ。ああ恐ろしい恐ろしい。

眠り病の睡眠不足

 医者のアドバイスでよく聞くのが「睡眠をたっぷり取って、栄養のあるものを食べて、適度な運動をしてください」である。睡眠と栄養と適度な運動に尽きるわけだ。

 そんなもん簡単やんけと思ってきたけれど、実際大変難しいのが睡眠時間の確保だ。雑用が相次いで押し寄せ、このところ5時間弱の日が続いていて、電車の中で不足分を補っているのだが、これでいいとは思えない。

 若いころは睡眠不足が数日続いても気にもとめなかったが、この年齢での睡眠不足は不測の事態を招きかねない。

 父親に「お前は眠り病ちゃうか」と呆れられるくらいよく寝ていただけに、9時間くらい寝てようやく「おお。よく寝たよく寝た」と満足できるくらいの眠り好きである。この睡眠不足が続くと心筋梗塞か脳梗塞で死んでしまいそうな気がする。

 私の周囲には5時間睡眠で目が覚める人や6時間以上寝たら頭が痛くなる人がいる。羨ましいぞ。

自画自賛の亀山クン

 亀山先生は患者さん思いの名医です。

 医療機関の評判や口コミを紹介するサイトにこんな書き込みがあったら、「ああ、ナントカ医院の亀山先生はいい医者なんだな」と普通は信じてしまう。もしかすると「私も行って診てもらおう」と思うかもしれない。

 しかし亀山クンが自分で書き込んでいたとしたら? 医者と言うより詐欺師に近い。

 インターネットの口コミや評判に自分で書き込んで自画自賛する医者がいることを私たちは知っておこう。口コミや評判を参考にするのはやむを得ないが、最終判断は自分ですることが大事だ。

 海外での経歴を勤務先医療機関のサイトで詐称していたこともあり(発覚後削除)、何とも愉快な亀山クンではある。

インフルエンザに感染した看護師が患者対応

 インフルエンザに感染したことを隠して病院実習に参加した専門学校生が自主退学した=今日付『毎日新聞』朝刊の神奈川版。准看から正看になるための資格取得に必要な時間数を満たすための行為だったそうな。

 これで自主退学になるのなら、インフルエンザに感染して高熱が出てクタクタになっている看護師を無理矢理外来業務に就かせた医院の責任はどうなるのだろう。マスクなどを着用させて感染防止に努めさせたようだが、そういう問題だろうか。

 私が保健所に教えてあげてもいいのだが。

ノロウイルスで死人が出る病院

 ノロウイルスで感染者が広がって死者を出す医療機関がある一方で、死者を出さない医療機関もある。この違いはなぜ生じるのだろう。

 私が見た限りでしかないが、内部がしっかりまとまっているか、優れた管理職が采配を奮っているとかすれば、ノロウイルスの感染が拡大するものではあるまい。神経を研ぎ澄ませて対応している人がいるかどうかの差が出ているに過ぎない。

 ノロウイルス患者に対応したがらない看護師が多いことは外部の人には見えない。責任感のない人が院長をしていても外部の人には見えない。

 ノロウイルスで感染者を増やして死なせてしまう医療機関には何らかの問題を抱えている。問題はすべて人間にある。したがって問題を解決するのは難しい。

 例え巨大な病院であっても、ノロウイルスで死者を出した医療機関に私なら絶対に行かない。

ノロウイルス流行中

 東京周辺ではノロウイルスが流行している。ノロウイルスの特徴は吐き気と下痢である。感染ルートは嘔吐と下痢だ。

 吐瀉物は乾燥して空中に舞い、人間の体内に入る。感染力が強いので、免疫力が落ちていると感染する。

 下痢の場合は不特定多数が使う便所の便器に見えない小ささの下痢便が付着するものだ。ウオシュレットの飛沫が便器に付着することもある。そうと知らずに便座に座るから、便の中に存在するウイルスがお尻に付着する。お尻を拭く時にウイルスが手に付着する。そうと気づかず、手をよく洗わない。というわけで、食事の時などに感染する。具体的にはパンを持ったりミカンをむいたりする時だ。あるいはそんな手で電車のつり革を持ったり、マンションの呼び出しボタンを押したりするから、広がるのである。家族の中で誰か1人が発症したら、残りの家族に広がるのはこういう理由だ。

 どうすれば防げるか。一番大事なことは手をよく洗うことだ。そして、不特定多数の人が触れるものに触れないことである。空気感染なので、マスクをすると一定の効果は期待できるし手袋も役に立つ。

6スポット治療の田井アレルギー科耳鼻咽喉科

 東京医科歯科大の堀口申作教授がBスポット治療(鼻咽腔炎療法)を導入したのは何十年も前に遡る。当初難病にも効果があると言われていた。確かに一定の効果は上げてきた。

 しかし、Bスポット治療には限界があった。当時東京医科歯科大で助手だった田井宜光先生がBスポット治療を基に発展させた治療法である。それが6スポット治療である。詳しいことはBスポットから6スポットへを読んでほしい。

 潰瘍性大腸炎をはじめ、現代医学では治療不可能と言われてきた難病治療に大きな効果を出している。このような治療法を「データが少ない」だの「論文がない」だの揶揄したり無視したりする医者は患者さんのことを真剣に考えていないヤブ医者である。

高血圧の権威・桑島巌医師はすごい

 私のお客様に同行して東京都健康長寿医療センターを訪ねた。高血圧治療の権威である桑島巌医師の診察を受けるのだ。

 心電図を取ったり採血をしたりした結果、桑島先生は私のお客様に「食事に気をつけてください。1カ月後にまた来てください」と指示した。薬は処方しなかった。

 あくまでも推測だが、その辺の医者ならごく普通に降圧剤を処方したのではないか。私のお客様もびっくりしている。

 私が桑島先生を知ったのはこの本だ。製薬会社への不審を明確に示しているところに私は信頼した。私が言うのも何だが、本当の名医である。

東京で土曜日曜に健康診断を受けることができる医療機関

 忙しい人は平日に健康診断を受ける時間がない。できれば土曜や日曜に受けたい。

 この希望をかなえることができる医療機関が東京にある。渋谷のPL東京健康管理センターである。エスコートの女性がテキパキと案内してくれるし、どのスタッフも丁寧でフレンドリーだし、医療機器は新しいし、“浮気”せずに毎年通っているファンはかなり多いようだ。

 私もその1人である。今回まだ2回目だが、昨年同様に大変満足できる内容である。

 来年も楽しみだなぁ。

なぜ医者は見落とすか

 医者の信頼度は100パーセントではない。例えば、胸部レントゲンの写真を見て、白い影が見えるかどうか。

 医学部の2年程度なら白い影を見抜く人は1人もいないと言われている。4年になると、説明されれば多くて5割程度の学生が「確かにここに影がある」と分かる。では、医師国家試験に合格した医者の10割が影を見つけることができるかというとそうではない。医者になっても、白い影を見つけることができる人は5割程度にとどまる。

 なぜなのか。まず、本当に見える人に「なぜ見えるのか」「どこがどう見えるのか」というセンスに近い技術を教わる機会が圧倒的に少ない。そして、正常な肺を撮ったレントゲン写真をたくさん見る機会もない。正常を見ることで異常が分かるようになる。

 医者の実力差というより、医学部や医療の現場の仕組みに問題がありそうだ。という状況を知った上で、健康診断を受けたり医者にかかったりする覚悟が必要なのかも知れない。

 

医者の話をどこまで信じるか(笑い)

 医者の話はすべて経験や学術情報に基づいていると私は思っていた。ところがぎっちょんちょんという話である。

 講演を頼まれた某医者は本屋で一般向けの健康に関する分かりやすい本を買って読み、それをもとに講演していた。自分の臨床に基づく話ではないのだ。単なる聞きかじりに過ぎない。

 あれにはさすがの私もびっくりした記憶がある。そのセンセ、銀座で開業していらっしゃるそうな。健康な人を相手にした医院のようだから、意外にセンセは自分の実力を知っているのかもしれない。

医者に遠慮しない世の中に

 病気になった人は医者に対して傲慢に振る舞うべきである。傲慢にと言っても傍若無人な振る舞いではない。自分の病気を治療するために医者に遠慮せず徹底的に迫る振る舞いのことである。

 医者が偉いとすれば、それは身を粉にして患者に尽くすからである。医者だから偉いわけではない。医者に遠慮してはいけないし、遠慮する理由がない。しかし、実際はこころ優しい患者が医者に遠慮したり気を使ったりする例を私はいくつも見てきた。例えばセカンドオピニオンやサードオピニオンをかかりつけの医者に求めることをためらう人が何人もいる。

 自分の病気を治すために傲慢に振る舞っていいのだ。自分の命を守るために傲慢になろう。 

雇われ院長

 医院やクリニックの院長には2種類の医者がいる。1つは自分が経営している医者、もう1つは雇われ院長だ。

 自分が経営している医者の場合、組織をよくしようと隅々まで目を向ける傾向が大きい。一方雇われ院長の場合、個人差が大きい。一生懸命に組織の隅々まで目を配る人もいれば、自分の身の回りのことしか関心を持たない人もいる。

 後者の場合、ろくでもない看護師がいても気にならない。しわ寄せは患者さんに集まる。医療事故が起きそうになるのは得てしてこういう医院である。

KO大医学部卒のお医者ちゃま

 単に偏差値が高いというだけで医学部に進学する(学校側が進学させる)風潮のせいで、患者に大きな迷惑がかかる。

 足指が骨折しているのにレントゲンで判断できず、患者を「様子を見ましょう」と帰したKO大医学部卒の“医者”がいる。患者は痛みに我慢できず、同じ日に再び病院を訪ねるのだが、節穴の“医者”だから何度レントゲン写真を見ても骨折を見落とす。

 悲鳴を上げた患者は別の病院に駆け込み、ようやく骨折と診断された。

 こんな無能なお医者ちゃまがいることを私たちは知っておく必要があるし、変だなと思ったら迷わず別の医者にかかるべきだ。そして無能なお医者ちゃまの名前を口コミで広めよう。せめてもの防衛策である。

医療法人を食うコンサル会社

 医療法人の経営をコンサルティングする某企業を私はウォッチングしているのだが、ひと言で言うと医療機関で食う「金魚のフン」である。

 院長の行動を看護師たちに監視させたり、医局会議で収益の話を持ち出して医者のやる気を減退させたり、問題医者には直接何も言えなかったりと、要するに組織を自分の都合のいいようにかき回すだけかき回すのが“仕事”である。でもって「ほら、私たちがコンサルしないと。理事長先生ではムズカシイでしょう」とすり寄る。

 優秀な事務長(優秀な人材が来ない分野ではあるが)を1人置けば済むものを、こうして食い物にされてゆく。こういう医療機関は理事長がしっかりしていない。だから狙われる。

 

医者に向いていない医者

 医者に向いていない医者をたまに見聞する。

 手に水疱ができている患者の患部をろくに見ず、「薬を出しておきますね」とパソコンの画面に向かって話しかけるのは、神奈川県内の小児科兼アレルギー科の開業医である。患者と普通の意思疎通ができない医者もいる。人が目の前で苦しんでいるのに看護師にろくな指示ができない医者もいる。

 どの業界にも不適合者はいるものだ。医者だけが例外であるわけがない。ただ、医者の場合は「高校時代の成績がいいというだけで医者になってしまった」人がいるようだ。問題は高校時代の進路選択にある。

 そういう人は医者になってから対人面の問題を露呈してしまう。医者も人間相手の商売である。そこを知らずに医学部を志願しないほうがいい。一定の頭脳が求められる仕事だから成績はある程度必要ではあるものの、単に成績がいいという理由だけで医学部を目指すことはやめたほうが無難である。

 クソ医者はインターネットでやり玉に挙げられ、それを見た患者が近寄らなくなり、食えなくなる。そんな時代がいずれ来る。

人間ドックならPL東京健康管理センター

「検査の設備が最新で、画像は鮮明。人間ドックを受けるならPL東京健康管理センターがいい」と友人に勧められて受けた。

 実は日本で初めて1日ドックを始め、日本最大級の人数を対応している人間ドックがここだった。大きな声では言えないが政財界から芸能界まで、あっと驚く人たちがここで人間ドックを受けているようだ。

 それもそのはず、さすがとうなるしかない態勢なのだ。例えば、最初に医者の問診がある(普通ない)。そこで医者が問題点を把握すれば、検査に指示を出す(普通こんな連携はない)。

 そして検査結果のデータがそろった上で(普通そろわない)、最後に再び医者に会い、検査結果データを見ながら説明を受ける。

 エスコートの女性たちの仕事ぶりも目を見張る。感嘆すること間違いない。受付も駐車場の担当者も丁寧でしっかり対応してくれる。隅々までサービス精神を行き渡らせている。

 世の中には豪華ランチやら弁当やらで客を釣る人間ドックがあるけれど、本末転倒である。そんな余計な金があるなら医療に投資すべきだし、たかだか1000円や2000円の昼飯くらい自分で出して食えばいい。

 人間ドックは病気を早くキャッチするために受けるものだ。本来の目的を考えれば、人間ドックの選び方は昼飯ではなく、検査態勢の中身で決めるべきである。
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