同じ阿呆なら泥と炎のニシノ説

軽挙妄動のワタシが世の中の出来事や身の回りの出来事に対する喜怒哀楽異論反論正論暴論をぐだぐだ語り続けて5000回超

徳島

徳島ラーメン東大を食べる

IMG_5089

 徳島を旅行する男性が東大ラーメンを食べる動画をユーチューブで見て、東大ラーメンを無性に食べたくなった。ネットで調べたところ何と冷凍で通販をしているではないか。扱っている会社は私の実家の近所だ。

 嬉しくなってすぐに注文した。帰省しなくても食べることができるのだから便利な時代だ。

 本来はモヤシやネギを加えるのだが、ないので卵だけ加えた。

 バラ肉は味がよく染み渡り、柔らかく、よく煮込んである。バラ肉の汁がスープに絡まって濃厚さを増す。

 麺はもっちり。

 ずずずずずーっとスープを飲み干し、ぷはー。至福至福。もう死んでもええ。

『瀬戸内寂聴全集』19巻と残りの24冊

 寂聴さんが文学に関する考え方を記した随筆を読みたくて、思い切って買ったのがこの19巻だ。この本とコーヒーのおかげで2022年の正月三が日は三昧だった。しあわせとはこういう環境を言うのだろう。コーヒーを啜る音とページを繰る音しか聞こえない空間ほど、しみじみと極楽を感じるところはない。

 寂聴さんの文学観は、やはりというべきか車谷長吉さんや山崎豊子さんのそれとほとんど同じで、峻烈だった。昨年12月15日付『毎日新聞』朝刊「仲畑流万能川柳」に載った《寂聴さん笑顔の下のマグマかな》(鶴岡 ゆう坊)は言い得て妙である。

 交流のあった芸術家らの横顔を書いた随筆は、「そんなことを書いていいのか」と私がためらってしまうような言及を随所でやってのけている。本人にとってはごく普通の描写なのかもしれないが、書かれた人は火傷を負うのではないか。寂聴さんの《マグマ》のなせる業(ごう)だろう。だから面白いのだが、マグマに襲われる人は大変かも知れない。

 この機会に全集を読み切りたいのだが、そんなことをしているとほかの小説家の作品を読む時間が減る。おぼろげに残り時間が見えてきた今、いくら興味があると言ってもさすがに25巻全部、つまり残りの24冊を読むのはちょっとなぁ(笑い)。









 

ありがとうヤマダ電機徳島本店

 スマホの声が聞こえにくいと以前から古里の母が言っていた。私はてっきり母の耳が遠くなったかと思っていた。

 母からLINEが来た。

《ヤマダ電気で昨日見てもらい音量を大きくしてくれました》

 何と。音量を下げていたのか! 私が用意して送ったスマホなので、私の設定に手抜かりがあったということである。

 スマホの使い方で分からないことがあると母はヤマダ電機に行き、教えてもらっている。ヤマダ電機で買ったスマホではないのに(汗)。

 というわけで、親身に対応してくださっているヤマダ電機徳島本店のみなさまに感謝の意を表します。ありがとうございます。今度帰省したら何か買います。

徳島県立文学書道館で思う「最初で最後」

IMG_4488
 全く興味のなかった徳島県立文学書道館を訪ねたのは瀬戸内寂聴さんの小説を読むようになったからだろう。寂聴さん専用にひと部屋設けられていて、初版本が壁いっぱいに飾られているほか、托鉢していたときの衣類などが陳列されている。時間があればビデオを見るところなのだが、計80分はさすがに。

 驚いたのは、この徳島県立文学書道館が文庫本を何冊か出版していることだった。記念に4冊買ったほか、ポストカードも何種類か買った。「瀬戸内寂聴便箋」とかいう便箋も買った。

 実家から歩いて10分くらいのところにあるとはいえ、実家に帰る機会がそうそうないので、「これが最初で最後」と思っておかないと悔いが残る。だから買う。

「これが最初で最後」と思って取り組むことが増えていくのだろうなぁ。そんなことを思うお年頃になったということである。めでたしめでたし。


 

 

そこまでして阿波踊りをしたいのか(笑い)

IMG_4482

 今年は徳島に帰って阿波踊りを踊るぞーと思っていたのに、(1)会場は「あわぎんホール」、(2)出演者も観客も徳島県内在住者限定、だそうな。新型コロナ対策だと言われると仕方ない。踊り子は声を出すからたちまち感染する。

 これに対して、毎年踊りに来ているホリエモンが「そこまでして阿波踊りをしたいのか」と呆れた。

 確かに。屋内で踊ることができるのは有名連に限られるだろう。大学や企業の連はお呼びではない。有名連の踊りを見るより、私は自分が踊りたい。踊ってなんぼの阿波踊りなのである。徳島の街全体に鳴り物の音が響かない阿波踊りなんて。

 というわけで、ホリエモンが茶々を入れる気持ちは非常によく分かる。

 その一方で、阿波踊りが完全に中止になるよりはましかな、とも思う。音は響いてこないけれど、阿波踊りをやっていると思えば、少しは気が晴れるかもなぁ。

 来年こそ踊りに帰るぞ。


 

阿波踊りは原点に戻ったらええだけやがな

 阿波踊りの運営委員会が解散したとか、キョードー東京がぼやいたりとか、しょーもない動きをネットで見た。

 阿波踊りでお金を儲けようとするからこうなるのである。

 交通をストップする地域を広めに決めて、その範囲内で自由に踊らせればいい。

 有料桟敷でないと踊る気が起きないなどと言う阿呆が出てくるかもしれないが、そういう勘違い人間は放っておけばいい。8月12日から15日、18時から22時。JR徳島駅から眉山にかけての区域を解放区にすれば、みんな勝手に来て踊るって。

 本来阿波踊りはそういうものではなかったか。

新型コロナワクチンは若い人こそ

 老人は外出しない。そんな老人より、働いている(外出する)若者が先にワクチン接種すればいいのに――。こんなLINEをしてきたのは80歳を超える母である。

 なるほど。一般的に見れば80を過ぎた人の行動範囲は恐らくそれほど広くない。感染をばらまくのは動き回る現役世代だ。飲食店でワイワイやっているのも現役世代である。

 一見して正しい面がある。とはいえ、感染したら死ぬ確率が高いのは体力のない高齢者だ。弱者を優先して守る社会でないと、秩序や倫理が崩れる。そこが問題なのである。痩せ我慢をしても、「弱者から守ろう」とみんなが言い合う社会でないと。

 そこで折衷案というか名案というか。親が拒否した場合に限り、その子供がワクチン接種できるというのはどうだろう。そうすれば私は母のぶんをえっへっへ。

広島のセブンイレブンでは売られている徳島の

IMG_3926

 広島滞在中に毎日食べたのがセブンイレブンのこの2つ。ほうれん草は以前からあったが、徳島が誇るすだちを使った商品「徳島県産すだちを搾る 焼さばと粗おろし」は最近出た。

 東京のスーパーで1個50円で売られているすだちである。酸味が魅力とはいえ、そのまま食べると顔がシワだらけになってしまうので、何かと“共演”するのが役どころだ。

 この商品、東京や神奈川のセブンイレブンでは見かけない。広島で私が毎日買えば人気商品となって関東に進出できるのではないか。そう思えばこそ毎日買って食べた。

 私一人では非力である。徳島関係者よ、セブンイレブン(たぶん西日本)で見かけたら買って食べようではないか。


  

危険な車が走る!

 白内障で視野がいつの間にか半分欠けた80歳の男性が車を運転している。妻を病院に連れていくためだという。

 この男性は地元の日枝神社で木に車をぶつけたことがあるそうな。視野が欠けていたから見えないのである。

 にもかかわらず今も車を手放さない。徳島と鳴門を往復している。

 そのうち人や自転車、バイクを引っかけるのではないか。助任本町は要警戒である。

これは阿波踊り

IMG_3759

 東京の地下鉄に張られたステッカーはポカリスエットの宣伝である。テレビでも流しているやつだ。徳島出身の人なら「阿波踊りだ!」と分かる。

 テレビでは音楽を重ねていない。阿波踊りの音楽を流すと具体的になりすぎるから関心がない人を惹き付けることができないという計算が宣伝制作者側にあるのかもしれないが、阿波踊りである。

 ポカリスエットを製造している大塚製薬は徳島生まれの会社だ。元大塚製薬OBが「大塚は徳島の人が出世する」と言っていたし、徳島に工場があるし、阿波銀行などは大塚製薬のおかげで成長できたと言っていいのではないか。

 今年の夏は阿波踊りが中止になった。大塚製薬の徳島愛だと私は受け止めている。



読者のお言葉
月別分類
略歴

ニシノ説論者

ニシノ書店